講師:佐藤侑子

東京都江戸川区出身

民謡好きの父と演歌好きの母に育てられる。

 

7歳からピアノを始める

家族で音楽(主に歌番組)が大好きでした。

それに加え、幼稚園の先生が弾くピアノがどうにも素敵で習いたくて仕方がない私でした。

しかし、母はなかなか首を縦に振ってくれません。

ピアノという習い事がどういうものか両親は知りません。

ですが、変わらね私の熱望に負け(?)小学校入学のとき、知り合いのツテでようやくピアノを始めさせてくれました。

初めてピアノの先生のお宅に行った時のことは感動して今でも忘れません。

 

ピアノを習うには、自宅にもピアノが必要です。

しかし、ウキウキの私の目の前に届いたのは…

 

何と…

オルガンでした( ;∀;)

 

知り合いに頂いたのであろうオルガン…。

鍵盤の数も先生のピアノと比べると少ない。

しかし、やっと我が家に来た鍵盤…

テンションは完全に下がっていますが「これじゃ嫌だ」なんて言える雰囲気でもなく

7歳の私は頑張ることになりました。

 

当時、我が家の2件隣のお宅の女の子もピアノを弾いていて

窓を開けると電子ピアノの素敵な音色がよく聴こえてきました。

私より1つ年下のその子の方が、始めるのが早かったので

私はその子に追いつきたくてたまらない低学年時代を過ごしました。

 

ピアノ…辞めたい

ピアノを始めて3年経った10歳になった頃。

放課後、お友達と遊ぶのが楽しくて楽しくて…。

公園で水風船を膨らまして、友達の服の中に入れてバシン!

水風船が割れて「きゃはははー!」

元々人見知りだった私は、こんな風に遊べる環境が作れて最高に楽しかった時期でした。

そして、段々レッスンに行くのが嫌になってしまいました。

 

母からピアノの先生に、辞めたいと伝えてもらいました。

しかし「こんなにできるのにもったいないよ、ゆうこちゃん」と

引き留めていただき、心改め「もう少しやってみる」と。

お友達との遊びもしながら、気持ちをコントロールして続けました。

この時期に出会ったブルクミュラー(曲集)も素敵な曲が多く大きな支えになりました。

お友達の家でピアノを披露しあって「こんな曲やったよ」と

得意分野を持っている自分が好きになりました。

引き止めてくれた先生に感謝です。

 

高学年になり、縁があって中古のアップライトピアノも我が家に来た頃。

ピアノの先生から「音楽学校に行ってみない?」と誘われ

二つ返事で行くことにし、そこから急ピッチに受験体制を整えました。

 

 

その後は。。。

東邦音楽中学校・東邦音楽高等学校

東邦音楽短期大学卒業

いずれもピアノ科を専攻

 

こどものためのリトミック・ディプロマB指導資格取得(リトミック研究センター)

幼稚園・保育園のためのリトミック、1歳児からできるリトミック・シニアのリトミックも指導資格も併せて取得

現在ピアノ講師と併せ、幼稚園にてリトミック指導をしています。

 

 

現在は「ちょっとやってみたいな」の背中を押したくて、

お子様中心にピアノを教えさせていただいております。

ピアノを弾いてみたい気持ちがあるのでしたら、ぜひ一緒にやってみませんか?

どうぞリラックスしてtontonしてください。